
今回はこんな疑問に本業WEBマーケターの僕が解説します。
WEBマーケティング副業はどんな内容?【個人編】
WEBマーケティングの副業には大きく分けて、個人でできることと、クライアントワークの2つがありますので、まずは個人でできることを紹介します。
個人でできることは主に3つあります。
- ブログ
- Youtube
- SNS運用
1つずつ解説します。
ブログ
個人の副業といえば「ブログ」です。僕が書いているこのサイトもブログですが、学生から主婦、社会人まで多くの人が取り組んでいます。
ブログを始めるメリットは、初期費用がほとんどかからないのに、稼げる金額は上限がないというところです。稼いでいるブロガーの中には年間で1000万円以上稼いでいる人も少なくありません。
逆にデメリットとしては、競合が多いことです。先ほど紹介したように多くの人がブログに取り組んでいるため、自分の得意分野や続けられる分野で継続していかないとうまくいかないというのがデメリットになります。
Youtube
2つ目がYoutubeです。
動画を作成し、Youtubeにアップしてそこからの広告収入が入ります。メリットとしては、初期費用は0円で始められることと、ブログよりはまだ人が参入していないので狙いやすいというところです。
デメリットとしては、動画作成に必要な機材やツール、編集技術を身につけなければいけないところでしょう。
SNS運用
次にSNS運用です。
SNSでおすすめ商品やおすすめサービスを紹介し、自分のアカウント経由で買ってもらえれば報酬が入ります。
メリットとしては、Youtubeと同じく初期費用0円始められること。そして、Youtubeよりも気軽に始められることです。
逆にデメリットとしては、掲載できる広告に限りがあるため、単体ではブログやYoutubeの収益力よりは劣ることです。
WEBマーケティング副業はどんな内容?【クライアントワーク編】
クライアントワークでできることは主に4つあります。
- WEB広告の運用代行
- SEOコンサル
- WEBライター
- SNS運用
1つずつ解説します。
WEB広告の運用代行
こちらはリスティング広告など、企業がWEB上に広告を出しているのでうまくカスタマイズして効率よく集客できるようにすることです。
こちらは基礎的なやり方さえ、理解してしまえば、未経験でも採用してもらうことが可能です。しかし、基礎的なやり方を抑えるところが最難関といえます。
そのため、独学ではなく、WEBマーケティングスクールに通うのが最短ルートになります。
逆にあなたが少しでも経験がある場合は、今すぐにでも副業を始めることができるでしょう。
SEOコンサル
SEOコンサルとは、企業が運営しているサイトでより多く集客できるよう施策を施すことです。
SEOコンサルについても、未経験であればWEBマーケティングスクールに通うのが最短ルートです。特に最近ではWEBMARKSというSEO特化のスクールが有名です。
逆にあなたがブロガーであったり、SEOについての知識があるのであれば副業サイトに登録すればすぐにでも副業を始めることも可能でしょう。
一番最初に登録するのであれば、ぼくも登録しているITプロパートナーズ
をおすすめします。
WEBライター
WEBライターは今回紹介する中で最もハードルの低い副業です。
こちらは先ほどのSEOコンサルや広告運用とは違い、完全に未経験でも案件を受けることができます。なので、WEBマーケティングスクールに通う必要もないでしょう。
デメリットを上げるならば、ハードルが低い一方で稼げる金額が低くなりがちです。自分の専門分野を見つけて知識を付けていくことで単価をアップすることができますので、対策方法はあります。
SNS運用
最後に紹介するのがSNS運用です。
最近は企業でもSNSアカウントを作って、自社のPRをし始めています。そのため、SNS運用のニーズはとても増えています。
自分で好きなことを発信してある程度フォロワーさんがいる場合は、その実績をもとに企業のSNSマーケティングを受けてみましょう。SNSは日ごろから楽しくて続けている人も多いと思いますので、楽しく作業できるのがメリットです。
逆に、SNS運用はまだ案件数が少ないことと、単価が低いことがデメリットになります。対策方法としては、複数の企業のSNS運用を任してもらう。または、成果報酬などを付けてもらうことが挙げられます。
WEBマーケティング副業のメリット3つ
WEBマーケティング副業を始めるメリットは主に3つあります。
- 副業収入が増える
- 本業との相乗効果
- フリーランスや独立へのきっかけ
副業収入が増える
副業を始めると、収入が増えます。そして、副業が良いポイントは、本業とは違うルートからの収入ということです。
例えば、本業からの給料が5万円増えるのと、副業で5万円増えるのとで安定感が違います。本業からのみの場合、本業での成績が下がったり会社自体が傾けば給料も下がるでしょう。要するに会社に依存している状況といえます。
もしもその5万円が副業である場合、あなた自身の価値で稼いだお金なので、会社が傾こうと5万円は今後も稼いでいける確率が高いでしょう。
これが副業のメリットです。要するに、収入が増えるだけでなく、人生の安定感がアップするわけです。
本業との相乗効果
WEBマーケティングの知識やスキルが付けば、本業でも生かすことができます。
こんな声が聞こえてきそうです。しかし、WEBマーケティングを学ぶと「ロジカルシンキング」や「仮説立案力」が身に尽きます。
これはどんな職業でも必ずできたほうがよい能力になります。例えばあなたが営業マンだったとしましょう。そして、今月はなかなか商品が売れないという課題があった場合
「仮説立案力」がなければ、なぜ商品が売れないかを論理的に考えることができず「もっとたくさんお客さんを回らなきゃ!」「商品が悪いんだ!」のような突拍子もない結論に至ることがあります。
しかし「仮説立案力」があれば、「この商品を過去に買ってくれた企業は医療機器メーカーのA社だったな。じゃあ、医療機器メーカーに注力して営業しよう」となるわけです。
長くなってしまいましたが、WEBマーケティングスキルは、スキルそのものだけでなく、考える力を養えるところにもメリットがあるわけです。
フリーランスや独立へのきっかけ
最後が「フリーランスや独立へのきっかけ」になることです。
会社員をやっていると「いつかは自分の力で稼いでみたい」と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、いきなりフリーランスや独立になるのは非現実的でしょう。
そこで、副業を始めてみると、自分の力試しや、今の実力でどれぐらい稼げるのかなどがわかります。自分の市場価値がわかれば、独立のきっかけにもなりますので一度副業を始めてみてください。
ちなみに、自分の市場価値がわからないという人は未経験でもいいので転職エージェントに相談してみてください。転職エージェントはWEB業界特化のGeeklyがおすすめです。
WEBマーケティング副業のデメリット2つ
一方で副業を始めるデメリットもありますので、紹介します。
- プライベートの時間が減る
- 成果が出るまで時間がかかる
プライベートの時間が減る
副業である以上、おそらく日中は会社で働いている人がほとんどだと思います。
そのため、自由に使えるのは仕事終わりの数時間+休みの日です。
副業である程度の成果を出すのであれば、この時間を副業に費やす必要があります。これまで休みの日は一日中寝ていても問題ありませんでしたが、副業で収入を得る場合は一度生活を見直してみてもいいかもしれません。
成果が出るまで時間がかかる
次に、副業は成果が出るまで時間がかかります。
クライアントワークであれば、始めてすぐに成果を出すことも可能です。しかし、ブログやYoutubeなど1から自分で作っていく場合は短くても半年、長ければ数年かかります。
なのでどうしてもある程度の継続が求められます。個人的には稼ぐ以前に継続が必要なので、楽しんで続けられるかどうかを重視すべきと感じています。
例えば、Youtubeのほうがブログより稼げると判断した場合でも、文字を打つほうが得意なのであれば、ブログを継続すべきというのが僕の意見です。
WEBマーケティングのスキルを活かせる副業4選
WEBマーケティングの経験が少しでもある人におすすめの副業があります。
- WEBライター
- ブログ
- SEOコンサル
- WEB広告の運用代行
WEBライター
WEBライターは未経験者でも、案件を受注できますが経験者は高単価からスタートできるのでおすすめです。
未経験者の場合、文字単価0.8円ぐらいが相場です。しかし、経験者であれば1円以上を狙えます。金融分野に知識があれば2円以上も狙えるでしょう。
このように、経験者はかなり有利な業界なので、WEBマーケティングの知識がある人はぜひチャレンジしてみてください。
SEOコンサル
2つ目がSEOコンサルです。SEOコンサルは、なかなか未経験ではチャレンジしにくい分野です。なぜかというと「コンサル」である以上、一定以上のスキルと経験を求められるからです。
しかし、未経験ではチャレンジしにくい=応募者が少ないとも解釈できます。そのため、ある程度の知識がある人はぜひ応募してみてください。
SEOコンサルはSEOという性質上、長期間の契約をするので安定的な収入につながりますよ。
という人に向けて、僕的に応募レベルを満たしている人を列挙しておきます。
- ブログで月に3000PV以上ある人
- SEOのスクールに通っていた人(WEBMARKS
など)
- 企業のWEBサイト担当をしていた人
WEB広告の運用代行
WEB広告の運用代行もおすすめです。
なぜかというと、やることは変わらないのに、経験があれば多くの予算を預けてもらえるので自ずと報酬が増えるからです。
どういうことかというと、WEB広告の運用代行の報酬は「運用額の20%」が相場です。
なので、経験があって500万円を預けてもらったとします。その場合、報酬は100万円です。これが未経験で50万円しか預けてもらえなければ、報酬は10万円です。
じゃあ500万円預かっている人は50万円の人の10倍作業量があるかというとそうではありません。ほとんど作業量は変わらないでしょう。
なので、経験を積めば積むほど多くの予算を預けてもらえ、報酬も増えるという仕組みです
WEBマーケティング副業案件の探し方 – おすすめサイト2選
個人でできる副業の場合は、始めるのがすごく簡単なので、ここではクライアントワークをしたい人におすすめのサイトを紹介します。
2つとも僕も登録して使った体験談です。
最低でもITプロパートナーズには登録しておきましょう。
WEBマーケティング副業の収入目安は?
収入目安は様々ですが、未経験者と経験者に分けて目安を記載しておきます。
未経験者:1-5万円
経験者:5-20万円
最低でもこれぐらいは狙えると思います。根拠としては僕の経験談からです。
未経験のころ、WEBライターをやっていましたが、単価は0.7円で3万円ぐらいが限界でした。
今では、経験者として応募しているため単価も1.5円ほどになっており、少し稼げるようになってきました。そこで次にぼくが月5万円を獲得した方法を記載します。
WEBマーケティング副業で5万円稼いだ方法【実体験】
まず、未経験からどのように月5万円まで増やしたかを実体験をもとに記載します。
- ブログを30記事ほど書く
- ブログをアピールに文字単価0.7円ほどのWEBライター案件に参加
- 10記事ほど納品し経験を積む
- ブログ+10記事の経験をもとに文字単価1円の案件に参加
- 5000文字の案件×10で50000円達成
これが僕が5万円達成したルートです。
全くの未経験から5万円を達成した方法を記載しているので、だれでも真似できるかと思います。
ちなみにですが、ぼくはできませんでしたが、この経験にプラスしてスクールに通っていた経験や、仕事の経験があればもっと高単価を狙えます。
※参考程度ですが、今企業のWEBマーケターとして8か月勤務していますが、文字単価は1.5円を獲得できています。
WEBマーケティング副業の注意点
WEBマーケティング副業に取り組むうえでの注意点も解説しておきます。
- いきなり高単価を狙わない
- 常に自分の適性金額を把握する
- 副業禁止の会社に勤めている場合、ばれない工夫が必要
いきなり高単価を狙わない(狙えない)
まず、初心者であればいきなり大きく稼ぐのは不可能と思ってください。
SNSでは初心者でも1円以下の案件を受けるな!みたいな意見がありますが、理想論だと思います。なぜかというと、経験がない人に高単価の案件をお願いする理由がないからです。
もちろん、きちんと準備して対策して知識を付けて取り組めば1円以上も狙えるかもしれません。でも、自分のスキル以上の案件をもらっても、自分の首を絞めるだけです。
逆に0.7円ぐらいの案件であれば、相手もあなたにそこまで求めてきません。わからないことはわからないと聞けますし、きちんと作業内容もレクチャーしてくれるはずです。
逆に1円以上の単価では「これだか高単価なんだからわかってるよね」ぐらいのスタンスだったりします。これをスキルがないのに受けるとつらいです。
なので、まずは自分の現状を理解して、狙えるところから狙っていきましょう。
例として、WEBライターなら文字単価0.8円ぐらいを狙いましょう。
常に自分の適性金額を把握する
先ほどは、最初から大きな金額を狙うべきはないという話をしました。
今回は、逆に安売りしすぎないという話です。
例えば、WEBライターとして1年勤務しているのに、いまだに文字単価1円ぐらいの人がいます。これは自分を安売りしすぎです。
しかし、実際、自分の市場価値は分かりづらいのが実情です。そこで、常に自分の市場価値を把握できるように、フリーランスエージェントに登録しておきましょう。なぜかというと、フリーランスエージェントの担当者に聞けば、市場価値を計算してくれるからです。
それをもとにもっと高単価の案件に挑戦するなど、論理的に進めていくことができます。
ちなみにフリーランスエージェントはフリーランス以外でも登録できます。ぼくもフリーランスではないですが、登録しており定期的に担当者と面談をして市場価値を把握するようにしています。
ぼくが定期的に利用しているのはITプロパートナーズです。一度面談してもらい、自分の市場価値を把握してください。思っているより自分の市場価値は高いかもです。ぼくの印象としては自分を安売りしている人が多すぎる印象です。
副業禁止の会社に勤めている場合、ばれない工夫が必要
そして最後に全ての副業をする人に大事なことです。
それは会社で副業が認められていない場合、最大限ばれない工夫をしましょう。
ぼくも前の会社では副業が禁止されていました。そのため、下記は意識して注意していました。
- 会社の人と副業の話を絶対にしない
- 確定申告の住民税は自分で納付を選択する
大前提として、会社では絶対に副業の話はしませんでした。同僚が副業の話をしてきた場合でも、自分はしていないという形で通していました。
また、確定申告をする際は、住民税の納付は「自分で納付」を選択して下さい。そうでないと、会社のほうにまとめて情報をが行ってしまうので「なんで急に住民税が増えたんだろう?ふくぎょうでもしてるんじゃないか?」という流れでバレる可能性が極めて高いです。
WEBマーケティング副業に関するよくある質問
最後にWEBマーケティング副業を始めるにあたってよくもらう質問を掲載します。
- 結局どの副業がおすすめですか?
- 未経験からでも副業できますか?
結局どの副業がおすすめですか?
正直非常に難しい質問です。これまで説明したように経験があるか。継続できるかが重要なので、一応選び方を記載します
- 経験がある分野を選ぶ
- 全て未経験なら稼げる金額より継続できるかで選ぶ
これぐらいです。経験者ならその経験あることを仕事にしてください。そして、未経験者なら、一番継続できそうなものを選んでください。普段からTwitterを使って発言することが楽しい人はSNS運用を。コツコツ記事を書いていきたい人はブログを始めるという感じです。
未経験からでも副業できますか?
できます。
詳しくはこの記事で紹介しているので見てほしいですが、簡単に選び方を解説します。
未経験で一人でコツコツやりたい人はブログ。
未経験で企業の指導を受けてみたい人はWEBライター。
という選び方が良いと思います。ぼくはどちらも経験していますが、どちらもおすすめ度は変わりません。自分の目標や性格に合わせて選んでみてください。
まとめ:WEBマーケティング副業は誰でもできます
最後に今回の記事をまとめます。
まず、結論としてWEBマーケティング副業は誰でもできます。
- ブログ
- Youtube
- SNS運用
- WEB広告の運用代行
- SEOコンサル
- WEBライター
- SNS運用
そしてこれら、副業を始めるにあたってまずは、副業サイトに登録しましょう。ここでは僕がメインで使っている
だけでも登録しましょう。ぼくはこの2つだけで十分副業案件を獲得できています。