今回はこんな疑問にお答えしていきます。
ぼくはSEOコンサルタントとして主に法人サイトを担当しています。その中でURL構造についてアドバイスすることも多くあるため、その知識を用いて解説します。
そもそもURLとは?わかりやすく構造も解説
URLはこの記事でいうと「https://www.seosymbol.com/url-Structure」になります。
構造も説明しようと思ったのですが、実際理解する必要性がほとんどないので割愛します。プロトコルが~とか、ホストが~とかありますが、不要です。
ただし、URLを考えるうえで重要なポイントが2つあるので紹介します。
SEOで効果の高いURLにする2つのポイント
大事なポイントは2つです。
- ページの内容を推測できるURLにする
- 重要なカテゴリを上の階層に置く
それぞれ詳しく解説します。
ページの内容を推測できるURLにする
URLを決めるうえで、「そのURLから内容が推測できる」というのが大事なポイントになってきます。
なぜかというと、GoogleはURLからそのページの内容を推測して評価するからです。
例えば、「iphoneの選び方」についてのブログを書いたとします。その時、下記のA、Bだとどちらが適切でしょうか。
A:https://www.seosymbol.com/ugdfdgnjknda2434
B:https://www.seosymbol.com/howto-select-iphone
はい、この場合Bのほうが適切なURLといえます。Googleもこれならページの内容を理解しやすいので。
このように、中身を推測できるURLをつけることが大切になってきます。
重要なカテゴリを上の階層に置く
2つ目のポイントは「重要なカテゴリを上の階層に置く」です。
URLでは上の階層であるほど、評価が高くなります。なぜかというと、サイトで最も重要なのはTOPページとされており、そのTOPページの直下=重要なページとして判断されるからです。
例えば、あなたが財布について紹介するブログをやっているとします。そして、その中で色についてまとめるカテゴリを作ったとしましょう。
そうした場合、下記のABだとどちらが適切なURLでしょうか?
A:https://www.seosymbol.com/wallet/color
B:https://www.seosymbol.com/color/wallet
この場合、適切なのはAになります。
なぜかというと、このブログで評価してもらいたいのは財布であり、色ではないからです。財布があってその中で財布の色を解説しているので、階層的にはAのほうが望ましいです。
URL構造の事例を紹介
では実際に、きちんとURL構造を意識しているサイト事例を紹介します。
リクナビ転職
1つ目は有名な転職サイト「リクナビ転職」です。
こちらもきちんとURL構造を考えられており、例えば「営業」の求人をまとめているページでは以下のURLが設定されています。
https://next.rikunabi.com/eigyo/
このURLであれば、Googleも「営業について記載しているページなんだな」と理解できますし、TOPページに近いという観点からも評価が高くなります。
マナブログ
ブログをやっている方であれば、だれでも知っているのでは?
と思うほど有名なマナブログさんです。
こちらもきちんとURL構造を考えています。例えば「プログラミングの始め方」について解説しているページでは以下のURLが設定されています。
https://manablog.org/programming-start/
これであれば、「プログラミングの始め方」の記事だとGoogleも理解しやすい。かつ、TOPページ直下に配置しているため評価も高くなりやすいです。
まとめ:URLはわかりやすさと階層理解が大事
最後にまとめです。URLを決めるうえでは以下2点が重要だということを解説してきました。
- ページの内容を理解できるURLにする
- 重要なカテゴリを上の階層に置く
どうしても迷った場合は、対策したいキーワードで検索してみてほかのサイトを参考にするというのが良いと思います。
ただし、基本的なURLのつけ方を理解しているのと、ただほかのサイトのURLを真似するのとではこれからSEOについて学ぶ上でも応用可能かという観点で変わってきます。
まずは、基礎知識を抑えて、他のサイト事例を学ぶのが最も良いと思われます。