こんな疑問に現役WEBマーケターの僕が回答します。
WEBマーケティングの仕事内容とは?
webマーケティングの仕事内容は一言でいえば「webからの収益を増やすこと」が仕事内容です。
そのために必要な要素が複数あります。ぼくもwebマーケターですが、下記の流れで仕事をすることが多いです。
- ゴールの設定
- 競合調査
- 分析
- 施策立案
- 施策実施
- 効果検証
- 改善
上記の流れを通して、目標を達成します。
例えば、ぼくはSEOコンサルタントとして働いているのですが、ゴールはお客さんの売り上げを増加させることです。そして、ぼくが所属している会社目線でいえば、お客さんに満足してもらい契約を継続してもらうことです。
要するに設定した目標を達成するために、webの様々な手法を駆使するのがwebマーケターの仕事内容です。
webマーケティングは将来性のある職業です【データを用いて解説】
こういう疑問にお答えします。
結論から言うと、将来性は間違いなく高いでしょう。そして、AIに奪われる可能性も少ないです。
理由は主に3つあります。
- 日本の広告費はWEBへの投資が最も多い
- 0から考えることが多く、AIが得意な単純作業とは真逆の仕事である
- 企業に雇われなくても個人で稼げるスキルである
日本の広告費はWEBへの投資が最も多い
まずこちらの画像が日本の広告費の推移です。2019年ぐらいからテレビ広告を抜いてweb広告が最も多くなっています。実際に今の20代以下はほとんどテレビを見ないと言いますし、ますますweb広告の需要はなくならないでしょう。
0から考えることが多く、AIが得意な単純作業とは真逆の仕事である
AIに代替されないかという点も問題ありません。まずは、AIが得意とする作業をいくつか紹介します。
- 単純作業
- 決まった作業を早くこなすこと
- データを記憶する事
要するにAIは「なにかを考えたり自分で作り出す」のが苦手分野ということです。
webマーケティングは0から考え自分で作り出す仕事ですので、AIの苦手分野です。
企業に雇われなくても個人で稼げるスキルである
そして最後にお伝えしたいのですが、最悪、スキルを身に着ければフリーランスだったり、個人で稼ぎやすいのでたとえ職を失っても一定の収入を確保しやすいと言えます。
職を失ってもスキルは自分に残りますので、リスクヘッジもできています。
WEBマーケティング業界は未経験歓迎が多い【転職方法も解説】
こちらもデータを用いて解説します。
「webマーケティング 未経験」で調べたときのindeedの検索結果がこちらです。
7000件以上の求人があることがわかります。もちろん全国なので、お住いの地域によって変動はありますが、それでもすべては受けきれないほどの求人があるでしょう。
結論から言うと、需要に供給が追い付いていないからです。
どの会社もwebマーケティングについては人手不足なのが現状です。社内で育てるから未経験でもぜひ来てほしいという会社が多いんですね。
実際ぼくも全くの未経験からwebマーケティング職に転職できているので、なによりの証拠になるかと。
WEBマーケティング職におすすめのキャリアプラン4つ
WEBマーケターのキャリアプランは主に4つあります。
- 支援会社で経験を積む
- 事業会社でメディアグロースの経験を積む
- 副業で個人の実績を付ける
- フリーランスや起業に挑戦する
それぞれ詳しく解説します。
支援会社で経験を積む
支援会社というのは契約したお客様の事業を発展させるために支援する会社です。
要するに、専門知識を用いてお客様のサポートをして報酬を頂くのを支援会社といいます。
支援会社の特徴は複数のお客様と契約するので沢山の案件に関われるため、マーケターとしての能力は上がりやすい傾向にあります。
そのため、まずは支援会社で経験を積むという人が多いです。
事業会社でメディアグロースの経験を積む
事業会社というのは自社の製品やサービスから売り上げをあげる会社のことです。
そしてメディアグロースというのは自社製品からの売り上げを増やすことを言います。
そして支援会社である程度経験を積んだWEBマーケターは事業会社に行くパターンが多いです。
なぜかというと、自分のスキルで一つのメディアを育てたいという気持ちになるからだそうです。
転職時などにも自社メディアのグロース経験というのは、求められることもあるので経験があると有利になります。
副業で個人の実績を付ける
次に副業で個人の実績を付けるですが、会社という看板ではなく個人の実績を付けるためには避けては通れません。
例えば大企業に勤めていればその看板を用いて、いろいろなお客様と取引することができるでしょう。でも、いざその大企業から外に出たとき、自分一人でなにかできるかというと恐らくほとんどの人ができないはずです。
終身雇用の時代ならば、個人の実績など必要なかったかもしれませんが、安定などないとされている現在では個人の実績が必要というのは心の片隅にあるはずです。
なので、WEBマーケターのような個人にスキルが身につきやすい人は副業などに取り組まれるケースが多いです。
フリーランスや起業に挑戦する
最後にはここにたどり着く人も多いですね。
副業などで自分にスキルがあるんだとわかった人は、フリーランスや起業に挑戦します。
フリーランスや起業というのはハードルも高いですが、うまくいったときは収入が大きく伸びます。
また、うまくいかなかったとしてもWEBマーケターにはスキルが残るので再度会社員に戻ったりすることも容易です。
WEBマーケティングでキャリアアップする方法
キャリアアップの方法は2パターンに分けて紹介します。1つ目は「会社でキャリアアップしたい人」2つ目は「個人としてキャリアアップしたい人」です。
未経験から会社でキャリアアップしたい人
※ぼくの周りにいる人を参考にしているので、一例程度でご覧ください。
下記の手順でキャリアアップする人が多いです。
- 基礎知識を付けてサポートメンバーとして働く
- 十分な知識を付けて担当者に昇格
- プロジェクトを管理するプロジェクトマネージャーに昇格
- チーム全体のプロジェクトを管理するチームマネージャーに昇格
- 課長・部長など組織単位の管理職に昇格
こんな感じです。
会社でキャリアアップする人の共通点が一つあります。それは「組織目線があるか」です。
例えばあなたの会社にこんな人はいないでしょうか?
「知識もスキルもあるけど、自分の仕事しかしない。あまり周りに興味がなく仕事が終わり次第帰る」みたいな人です。
この人がいい悪いではなく、会社でキャリアアップしたいなら避けるべきでしょう。
なぜかというと、このやり方では組織自体は成長しないからです。社長目線でいうと、雇った人がその部下を育てて事業自体を大きくしてくれることを望んでいます。
しかし、自分の仕事しかしない。人に興味がない人は周りのサポートをしないので、管理職へのキャリアアップは難しいと思われます。
結論として、会社でキャリアアップしたいのであれば、スキルは必須ですがそのうえで、組織への貢献というのも必須条件としておくと良いでしょう。
未経験から個人でキャリアアップしたい人
次は個人でキャリアアップしたい人です。要するにフリーランスなど個人で働く場合ですね。
- 企業で実務経験を積む
- さらに給料のいい企業に転職
- 副業で個人の実績を付ける
- フリーランスになる
- 類似のスキルを身につけて年収を上げる
会社とは違い、組織への貢献が必要ないというのが大きな点かもしれません。なぜ必要ないかというと、フリーランスが求められているのは専門性だからです。会社内では解決できない問題をフリーランスに頼んだりすることも往々にあります。
スキルを身につけるまでは会社と変わりませんが、そこから組織への貢献をするか、さらにほかのスキルを身に着けるかというのが大きな差といえるでしょう。
ちなみにすでにwebマーケティング職についている人は自分が副業に取り組めるかどうかを確認してください。たとえ1か月しか働いていない新人さんでも今すぐやったほうがいいです。なぜかというと、現状の自分と求められているスキルの差を見つければあとはそれを重点的に学んでいけばよいからです。
特におすすめなのが、副業エージェントと話してアドバイスをもらうことです。ぼくもwebマーケターになって1か月の時面談をしてどういうスキルをつければよいか教えてもらったことで、習得するスキルが明らかになったので担当の方にはとても感謝しています。※ちなみにですが、「まだ副業する気はありません」と事前に伝えましたが、「全然いいので話しましょう!」という感じでした(笑)
ぼくのおすすめは「itプロパートナーズ」さんです。
WEBマーケティング職のキャリア・年代ごとの年収を公開
キャリアアップの方法がわかったところで、キャリアごとの年収をご紹介します。
webマーケター会社員の年収
webマーケターの平均年収は442万円となっています。年代別で見ると20代で358万円。30台で442万円とのことです。
参考:マイナビエージェント
20代から30代になると約100万円年収がアップしているので、上り幅としてはかなり大きい部類に入ります。
しかし、、
こう思った人もいるでしょう。僕もそう思います。
ただし、前述したように、webマーケターの場合、個人で稼ぐことが容易です。仕事で学んだことをそのまま副業にできるので別で勉強時間を確保する必要もないので、実際の年収はもっと高くなるでしょう。
そしてもう一つの方法が先ほどお話しした個人で稼ぐ場合ですね。
次で詳しく解説します。
フリーランスwebマーケターの年収
フリーランスの場合、年代は関係ありませんので省きますが、フリーランスの場合ピンキリのようです。
本格的に働けば年収600~1000万を超えている人がいます。
経験年数にもよると思うので、一概には言えませんが、会社員よりも稼げないパターンもあり、大きく稼げるパターンもあるといった感じです。
ただ、個人的に思うのは、フリーランスになって思ったより稼げなかったら会社員に戻ればいいんですよ。
ぼくが働いている会社の人に聞いた話なんですが、「フリーランス経験がある人は重宝される」そうです。稼ぐという意欲もあり、一定のスキルがあると判断されるからだそうです。
まとめ:理想のキャリアプランを選べるのがWEBマーケティング職の強み!
今回のまとめです。
- 支援会社で経験を積む
- 事業会社でメディアグロースの経験を積む
- 副業で個人の実績を付ける
- フリーランスや起業に挑戦する
WEBマーケターなら好きにキャリアプランを選べるので、安定した収入が欲しい人は会社に勤めつつ、副業を始める。
とにかく収入を上げたい人は実績を積んだ後にフリーランスや起業に挑戦するというのも大いにありだと思います。
の記事で未経験から給料を上げる方法について紹介しているのでぜひご覧ください。
これを見て、まずはWEBマーケターになりたいと思ったらWebマーケティング職に強い転職エージェントランキングベスト3で紹介しているエージェントを使ってください。
また、すでにWEBマーケターの方はWEBマーケティング職の年収は?【未経験から年収をUPさせた方法を公開】で年収を上げる方法について解説しています。