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リッチリザルトとは?種類や使い方・テスト方法まで徹底解説

リッチリザルト
リッチリザルトってなに?どんな種類があるの?

今回はこんな方に向けた記事です。

リッチリザルトとはなに?

リッチリザルトとは、「検索結果上で通常よりも目立つ表示」のことです。

具体的に言うと、こんな感じの表示で、プルダウンが表示されたりして通常よりも大きく表示されます。

これは構造化データFAQというのを設定した場合の表示です。

リッチリザルトFAQ

通常の表示に比べて縦幅が広く、目立つように表示されていることがわかるかと思います。

リッチリザルトは「構造化データ」というのをマークアップすると表示される可能性があります。

構造化データの書き方やメリットについては構造化データのArticleとは?メリットや書き方も紹介をご覧ください。

リッチリザルトの種類

リッチリザルトにはいくつかの種類があるのでご紹介します。

主に6つのリッチリザルト表示ができます。

  • よくある質問(FAQ)
  • 商品
  • パンくずリスト
  • 記事
  • ハウツー
  • 求人

それぞれ詳しく紹介します。

よくある質問(FAQ)

FAQというのは読者の悩みに対して記載する構造化データです。

読者がよくする質問とそれに対する回答を記載することでページの中まで見なくても、検索結果上のプルダウンなどから見ることができるようになります。

下記がFAQ構造化データを記載している例です。

構造化データFAQ

質問と回答がプルダウンで表示できるのがわかるかと思います。

商品

次に商品に記載する構造化データです。

下記が商品の構造化データを実際に記載している例です。

通常とは異なり、★などの評価が表示されていることがわかります。

構造化データ商品

パンくずリスト

次にパンくずリストという構造化データを記載している例です。

パンくずリストというのは、そのページがサイトのどの部分に位置しているかというのをユーザーとGoogleにわかりやすく伝えるための構造化マークアップです。

下記の例ではパンくずリストを設定しており、ページ上部に「デジタル一眼カメラ」などが記載されているのがわかると思います。

ユーザーにとってもこのページの上では「カメラ」の一覧が見れるんだなと一目で理解でき、GoogleもここからいろいろなページをクロールできるのでSEOにも効果があるといわれています。

構造化データパンくずリスト

ハウツー

次に構造化データの「ハウツー」について紹介します。

こちらは「○○ 使い方」などのやり方を紹介する記事でよくマークアップされる構造化データです。

下記は実際にハウツーをマークアップしている記事です。

手順が表示されている分、縦に長くリッチな表示がされています。

ユーザーにとってもページを開かずに使い方がわかる表示となっています。

構造化データhowto

求人

求人はまたどこかで事例を記載しますね。

リッチリザルトの書き方・使い方

リッチリザルト表示をするには「構造化データ」を書く必要があります。

構造化データについては構造化データのArticleとは?メリットや書き方も紹介で詳しく説明しているのでご覧ください。

リッチリザルトのメリット2つ

  • クリックされやすくなる
  • Googleに内容を正確に理解してもらいやすくなる

クリックされやすくなる

リッチリザルト表示の場合、通常の表示よりも多くの情報が表示されたり、縦に大きく表示されます。

そのため、ユーザーにとっては目につきやすく、このページを見ればほしい情報がゲットできるかもという判断要素になるのでクリックされる可能性が高まります。

Googleに内容を正確に理解してもらいやすくなる

構造化データをマークアップするとGoogleは内容を理解しやすくなります。

例えば、構造化データマークアップの中で「name:」という項目があるのですが、ここに「カメラ」と入力すれば「名前はカメラなのね」とGoogleは理解します。

しかし、構造化データをマークアップしていないと、カメラという単語を見ただけで名前だと判断する能力はGoogleにはありません。

そのため、構造化データはより内容を理解してもらうために重要だといわれています。

リッチリザルトのデメリット

リッチリザルト自体にはデメリットはありません。

ただし、リッチリザルト表示するためには構造化データをマークアップする必要があるので時間がかかります。

個人ブロガーなどあまり時間がない人はまずはキーワード選定など順位に直接的な影響のある部分の対策を重視したほうがいいでしょう。

キーワード選定についてはSEOのキーワード選定の手順とコツ3つ【SEOコンサルタントが解説】をご覧ください。

一方で企業サイトなどを運営している人は、リッチリザルトにも力を入れることで他社との差別化を図ることができます。

こういう細かな対応一つ一つでSEOの結果は変わってきます。

リッチリザルトのテスト方法

構造化データをマークアップしたら実際にリッチリザルトとして表示されるかをテストする必要があります。

そのための便利なツールがこちらです。

https://search.google.com/test/rich-results?hl=ja

リッチリザルトテスト

上のURLを開くとこのような画面になっていると思うので、

「URL」の部分でそのページのURLを入力してもらえば、テスト結果を表示してくれます。

まとめ:リッチリザルトはクリックを促進させよう

リッチリザルト表示について今回は紹介してきました。

リッチリザルト表示をするには構造化データをマークアップする必要があるので大変だと思うかもしれませんが、SEOは一つ一つの対応が積み重なっていき順位に影響してきます。

こういった小さな対応でも競合を蹴落とす要因となる可能性があるので、余裕がある方は対応してみてください。

このサイトではそのほかにも重要なSEO対策について紹介しています。キーワード選定などは重要度が高いものもあるのでSEOのキーワード選定の手順とコツ3つ【SEOコンサルタントが解説】をご覧ください。

ABOUT ME
ぐら
法人WEBマーケター。得意領域はSEO対策です。現在は中小企業19社のSEOコンサルを担当しています。このブログでは未経験からWEBマーケターに転職できた方法と、SEOノウハウを発信しています。疑問点などありましたらお気軽にご連絡ください。
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