WEBマーケティングは未経験だと厳しいのか？ – 20代で転職した僕の意見

今回はこんな疑問に、現役WEBマーケターの僕がお答えしていこうと思います。

結論：WEBマーケティング職に”実務経験”は必要なし

結論としては、「WEBマーケティング職に”実務経験”は必要ありません」

なので、未経験でも問題ないというのが答えになります。

しかし、注意点として、「実務経験は必要ありませんが、知識も0だと厳しい」と言えるでしょう。

これから詳しく解説していきます。

WEBマーケティングの未経験転職が厳しいと言われる4つの理由

まず、転職したいという人に向けて、未経験からの転職が厳しいと言われる理由4つを紹介します。

企業側に未経験者を教育できるだけのノウハウがないため

「未経験者は厳しい」みたいな意見を見るとこう思いませんか？

そうですね。僕もそう思っていました。

しかし、WEBマーケティング会社に入って、周りを見てみると、一般的な企業にはWEBマーケティングに関するノウハウがなく、未経験者を一から育てるのはとても難しいということに気づきました。

なので、最も大きな理由としては「企業側に未経験者を教育できるだけのノウハウがないこと」が挙げられます。

専門的な知識やスキルを求められるため

WEBマーケティングは専門スキルの一つです。

専門スキルであるWEBマーケターを募集している会社は、即戦力となる人を求めている場合がほとんどです。

そのため、知識やスキルを証明できなければ、未経験から転職することは難しいと思われます。

実績を重視される傾向にあるため

先ほど、スキルや知識を求められるという話をしました。

そして、さらにハードルが高い理由は「実績を求められるため」です。

実績といってもそんな大きな実勢でなくても大丈夫です。例えば、ブログ経験であったり、WEBマーケティングスクールに通っていたとか、それぐらいで大丈夫です。

しかし、これ自体なかなかできない人が多いはずです。

逆にブログやWEBマーケティングスクールに通って知識を身につけてしまえば、未経験からでも十分に転職が可能なのでぜひ挑戦してください。

ぼくのおすすめは、WEBマーケティングスクールに通うことです。お金はかかりますが、ブログと違い、最後までレッスンを受ければ必要なスキルを全て習得することができます。なので、転職までの最短ルートとなるのです。

そして朗報です。「WEBマーケティングスクールに通う」こと自体が合格につながります。なぜかというと、30万円ぐらいするスクールに通うほどの熱意があるという証明になるからです。

ちなみにぼくも転職成功した時は、WEBマーケティングスクールに通っていました。一番おすすめしたいスクールはWEBMARKSです。気軽にカウンセリングしてくれるので一度受けてみてください。

WEBマーケティング業界の人気度が高まっており、競争率が高いため

最後の理由が「競争率が高いため」です。

みなさんがWEBマーケティング業界に興味を持っているように、最近は業界として人気度が高まっています。

人気度が高まった背景としては、終身雇用制度の崩壊とコロナウイルスによるテレワークの普及だと思っています。

特にテレワークができない職種についている人たちは、コロナウイルスに恐怖を覚えながら働いていたはずなのでWEBマーケティング業界のような、働く場所を選ばない職種の需要は高まっています。

しかし、需要が高まるとともに企業の採用数も増えてきているのでそこまで怖がる必要がありません。この記事で紹介する未経験から転職できる方法を、真似してもらえれば、他の人より有利に転職活動を進められるはずです。

WEBマーケティングへの未経験転職の難易度【年代別】

ここではそんな疑問に答えていきます。

結論から言うと、未経験であれば若ければ若いほど有利です。

20代の場合

20代であれば、未経験からの転職も難しくありません。ぼくも25歳の時転職しました。

なぜ難しくないかというと、企業は未経験者を雇うときにこんな理想を持っているからです。

年齢を重ねているほど、この条件から離れていくと企業は思っています。

なぜかというと、10年働いている人の場合、これまでの仕事の経験や実績から自分の譲れないポイントがあったりします。また、過去の会社と比べてしまい、上司ともめることも少なく様です。

なので、まだ何も知らない新卒のほうが教育はしやすいわけです。

また、企業も採用活動には多くのお金がかかるため、一度雇ったらできるだけ長く勤めてほしいと思っています。当然ですが、定年まで働いてくれると考えたときに新卒のほうが長い期間勤めてくれるので、採用コストという面でも若い人のほうが有利なわけです。

30代の場合

30代はきちんと準備すれば転職はできるでしょう。

そもそも日本の転職平均年齢は「31.7歳」です。そのため、30代であれば、企業側も十分に受け入れてくれます。もし30代で年齢高いなどといっていれば、人が集まりませんからね。

そして30台となれば、それなりの貯金もできている人が多いでしょう。30台にこそおすすめしたいのがWEBマーケティングスクールです。20代であればお金がないのでブログなどをアピールにするのも手ですが、30台でそれなりにお金があればスクールに通ってしまうのが早いです。

たしかにスクールは数十万円しますが、WEBマーケティング職についてしまえば副業などですぐに取り返すことができるので、まずは最短ルートを通るようにしましょう。

余談ですが、ぼくも20代のときお金がないものの、WEBMARKSに通い、最短ルートで転職しました。

参考：doda

40代の場合

40代の場合はもうWEBマーケティングスクールに通う一択だと思います。お金があるはずなので、そこで若い人よりも差をつけていくのが重要です。

逆にブログから始めるとかだと、かなり時間がかかるうえに必ず成果が出るとも限らないので年齢から考えるとリスクが高いというのが僕の正直な意見です。

サクッとWEBマーケティングスクールに通ってスキル身に着けてしまいましょう。おそらく今40代の人たちも70以上まで働くことになると思うので、できるだけ早く行動するのが吉だと思います。

SEO対策に興味がある人はWEBMARKSをどうぞ！

未経験でWEBマーケティングの副業が厳しいと言われる理由

次にこんな人に向けて「未経験からの副業」についてお話しします。

一般的には副業であっても「未経験からは厳しい」と言われています。その理由は転職とほぼ同じで、証明できる実績や経験がないためです。

しかし、副業であれば実は取り組めることがあります。それはブログやYoutube、SNSがあります。これらである程度の実績を積めば、転職だったり副業の単価アップにもつながるのでぜひチャレンジしてみてください。

詳しくはWEBマーケティング副業の始め方- 月5万は誰でも稼げるで解説しています。

WEBマーケティング職に未経験から転職する方法3つ

多分この記事をここまで読んでくれているあなたはこういう風に思っていますよね。

そこでここからは未経験でも転職できる方法を3つ紹介します。僕の実体験に基づいていますので参考にしていただけますと幸いです。

専門書や専門サイトで独学する

これは、なるべくお金をかけたくな人におすすめです。

お金がないのであれば、WEBマーケティングスクールに通うのは難しいでしょう。そこで、WEBマーケティングの専門書や専門サイトを使っての独学をお勧めします。

独学でもやり方によってはかなり効果があります。僕個人としてはブロガーさんから学ぶのよりも体系的に学べる本やサイトで学習するのがおすすめです。

ちなみにぼくが転職するときに読んでよかった本は【2023年】webマーケティングの独学におすすめの本11選！で紹介しています。

WEBマーケティングスクールに通う

ある程度お金がたまってきたら、まずはWEBマーケティングスクールを検討してみてほしいです。というのも、ぼくも最初独学で勉強していましたが、なかなか成果は出ず転職活動も書類で落とされることばかりでした。

しかし、ある時なけなしのお金でWEBマーケティングスクールに通ったことをきっかけに転職活動で面接まで進み、見事転職に成功できたからです。

それぐらい未経験からの転職でWEBマーケティングスクールは有効です。もちろん安くない受講料なので、まじめに通う必要はありますが、転職できて自分のやりたい仕事につける。さらには副業してすぐに受講料以上に稼ぐこともできると考えれば安い買い物だと僕は思いました。

まずはカウンセリングだけでもいいので受けてみてください。受けるならWEBMARKSがおすすめです。

転職エージェントを活用する

転職エージェントは絶対に利用してください。できれば複数使うようにしてください。

というのも、転職エージェントを使うと、年収交渉をしてくれたり、実際の企業の細かい情報を教えてくれるのでブラック企業を回避できる確率も高くなります。

また、細かい話はややこしくなるので控えますが、転職エージェントは僕たち求職者の味方です。なぜかというと、ぼくたちの年収の20％が転職エージェントの報酬になるからです。

なので、できるだけ高い年収で交渉してくれますし、できるだけ良い企業を紹介してくれます。ブラック企業ばかり紹介して評判が落ちれば、転職エージェントは終わりだからです。

WEBマーケティング職に転職するなら外せないのはギークリーです。

その他おすすめの転職エージェントはWebマーケティング職に強い転職エージェントランキングベスト3で紹介しています。

未経験からWEBマーケティング職を目指すときの会社の選び方 – 合格しやすい会社の特徴

未経験からでも、合格しやすい会社の特徴を紹介します。

このどちらかが受かりやすいです。一つずつ解説します。

ベンチャー企業など比較的新しい会社

1つ目がベンチャー企業などの比較的新しい会社です。なぜかというと、ベンチャー企業は知名度が低いのでなかなかいい人材が集まりにくいという背景があります。

大手企業であれば、募集を出さなくても勝手に応募が来るレベルで人気でしょう。しかし、ベンチャー企業の場合、企業自体も小さく知名度もないことから、合格のハードルは低い傾向にあります。

そのため、まずはベンチャー企業に就職して経験を積むというのが得策かと思います。

実際ぼくも現在ベンチャー企業に勤務していますが、ブラックというわけでもなく普通に仕事をしています。あまりビビらなくて大丈夫というのが僕の意見です。

WEBマーケティング専門会社

次にWEBマーケティング専門会社もおすすめです。

WEBマーケティング専門会社ということは、社員は全てマーケターになります。ということは募集人数が多くなりやすいですね。

一般企業のマーケター募集人数は1人や多くても2人ぐらいでしょう。かなり狭き門です。

しかし、WEBマーケティング専門会社であれば5人以上求めていたりすることも少なくありません。

【体験談】未経験からWEBマーケティング職に転職した方法をステップで解説

最後にぼくの体験をまとめておきますので、参考になれば幸いです。ぼくは以下の3ステップで転職に成功しました。

1ステップずつ解説していきます。

①ブログを始めて30記事を書く

まずはブログを始めて、基礎的な知識を身に着けました。どうやって記事を書くのか。そもそもWEBマーケティングはどう進めていけばいいのかを独学で勉強しました。

ちなみにブログと同時に読書もしており、その時読んでいた本は【2023年】webマーケティングの独学におすすめの本11選！にまとめてあります。

②WEBマーケティングスクールでスキルを学ぶ

そして、30記事ほどのブログと読書で基礎知識を付けた後はWEBマーケティングスクールに通いました。実際の実務に近いスキルを身につけたかったからです。

当然お金もかかりましたが、WEBマーケティングスクールでの経験を面接で話せるようになったりスキルとして認めてもらえたことで面接の通過率がぐっと良くなりました。

WEBマーケティングスクールは色々ありますが、ブログだったりSEOに興味がある人はWEBMARKS一択ですね。現状だとSEOに特化したスクールはここだけです。

③転職エージェントに登録する

ブログや本で基礎知識を身に着け、スクールでスキルを身に着けた後は、転職エージェントに登録しました。

転職エージェントを使うメリットはすごくたくさんあるんですが、おすすめの企業を紹介してくれることと、ブラック企業をさけてくれること、そして年収交渉までしてくれるのが驚きでした。

結果として未経験からの転職でしたが、年収もアップしましたので本当に転職エージェントの人たちには感謝しています。

おすすめは複数の転職エージェントを使うことですが、登録が面倒だと思うのでまずはギークリーだけ登録しておきましょう。物足りなくなったらWebマーケティング職に強い転職エージェントランキングベスト3で紹介しているほかのエージェントも登録してみてください。

まとめ：WEBマーケティング職は知識0だと厳しいが、実務経験は必要なし

今回はWEBマーケティング職は未経験だと難しいのか？

について解説してきました。

簡単に結論をまとめますと、知識0だと難しいですが、ブログだったりWEBマーケティングスクールに通えば転職だったり副業に取り組むことができます。

僕のおすすめは、WEBマーケティングスクールと、転職エージェントを併用することです。僕自身このやり方で未経験から転職に成功しましたので、参考になりますと幸いです。