こんな疑問に現役WEBマーケターのぼくがお答えしていきたいと思います。
WEBマーケティング職とは?仕事内容を解説
WEBマーケティング職は主に「集客・認知拡大」が仕事内容になります。
例えば、ECサイトを運営していれば目標は商品を買ってもらうことでしょう。しかし、当たり前ですが、お客さんが来なければ商品は売れません。
そこで、WEBマーケターが様々な施策を通して、ECサイトにお客さんを集める。これが「集客」です。
認知拡大とは簡潔に言えば、「会社や商品を有名にすること」です。
例えば、あなたはネットで商品を買おうと思った時どうしますか?おそらくネットで「アマゾン」や「楽天」と検索するでしょう。
なぜかというと、ネット通販=アマゾンや楽天というように、認知されているからですね。
このように、お客さんに認知してもらい直接サイトに来てもらえるよう、様々な施策を行う。これが「認知拡大」です。
どれを選ぶ?WEBマーケティング職のキャリアプラン4つを徹底解説でも仕事内容について話しています。
WEBマーケティング職に必要なスキル
必要なスキルは主に4つです。
- WEBマーケティングの基礎ノウハウ
- 仮説立案力
- データ収集、分析力
- コミュニケーション力
現役WEBマーケターのぼくとして、特に重要だと思うのが「仮説立案力」「データ収集、分析力」です。
なぜかというと、WEBマーケティングは正解がないので、まずは自分の中で「これが問題じゃないだろうか?」と仮説を立てる能力が必要です。
そして次にその仮説が正しいかどうかを判断するために実際のデータを収集し、分析する必要があります。
ちなみにですが、仮説は正しくある必要はありません。間違っていれば次の仮説を立ててまた分析するというルーティンです。経験を積めば積むほど仮説の正答率は上がっていくので間違っていても焦る必要はないです。
WEBマーケティング職の平均年収【会社員の場合】
結論から言うとWEBマーケティング職の平均年収は「442万円」となっています。
会社員全体の平均年収が「403万円」なので、WEBマーケティング業界は稼ぎやすい業界になります。
年齢別ではこちら
平均年収 | 男性 | 女性 | |
20代 | 358 | 371 | 342 |
30代 | 442 | 452 | 423 |
20代から30代になると100万円ほど給料がUPする傾向があります。
ただし、あくまでこの数値は参考程度にしてください。というのも、この後解説しますが、ぼくは25歳未経験からWEBマーケターに転職していますが年収は460万円ほどです。
この表では20代の場合、371万円となっており数値に差があります。
フリーランスWEBマーケターの年収は上限なし??
業界的には稼げる部類ですが、こう思う人もいるかもしれません。
そんなあなたに朗報があります。それはフリーランスになれば上限はないということです。会社員であれば、なかなか給料を上げるのは難しいかもしれませんが、フリーランスであれば年収1000万円を目指すのも難しくありません。
現役WEBマーケターのぼくの年収を公開
実際の相場だけでなく、現役WEBマーケターの僕の年収も公開しておきます。
まず最初にぼくの経歴などを紹介します。
- 26歳男性
- 現役WEBマーケター
- 年収460万円
ぼくは大学卒業後、システムエンジニアとして3年勤務していました。4年目にWEBマーケティング職に未経験で転職しました。システムエンジニア時代の年収は380万円。現在のWEBマーケティング職では年収は460万円です。
先ほどの平均年収から考えると、相場よりは高い年収のようです。
ではこの結果を踏まえて、どうやって今の年収を獲得したのか。振り返ってみようと思います。
WEBマーケティング職へ未経験転職で年収UPさせた方法
正直大したことはしていません。ぼくは大きな実績もなく、前職では同期の中でも下から数えたほうが早いぐらいの無能でした。
そんな僕でもここが年収UPにつながったのかなと思う点があるのでご紹介します。無能のぼくでもできたので再現率は高いはず。
大事だったと思うのは3つです。
- ブログ運営
- WEBマーケティングスクール
- 【最重要】転職エージェント
詳しく解説していきます。
ブログを運営し、PDCAを回せる能力をアピールした
WEBマーケティング職とは、簡単に言うと「WEBから集客し売り上げUPを図る職種」です。
そしてそのためには以下を繰り返す必要があります。
- 施策を実行する
- 効果を検証する
- 改善する
要するにPDCAですね。常にこれの繰り返しです。
そしてブログ運営をして、少しでも成果が出ていればこのPDCA能力をアピールすることができます。
企業側にとっては
PDCA能力がある=自分で成長してくれる
ということなので、教育コストも少なく、雇うリスクが少ない人材だと評価してもらえます
WEBマーケティングスクールに通い、基礎知識を付けた
こんな声が聞こえてきそうです。
正直ここはあまり重要ではないので無視していただいて大丈夫です。というのもぼくもWEBマーケティングスクールに通ったものの卒業していないから。
じゃあなぜアピールポイントになるかというと「お金を払ってでもWEBマーケティングを学ぼうと思った熱意があるから」ですね。
身銭を払いたくないですし、できるだけ時間もかけたくない人が多いです。
そういう人が多い中で「身銭を切ってWEBマーケティングスクールに通っていました!!」とアピールできれば、行動力や熱意という点でほかの応募者に勝つことができます
【最重要】転職エージェントに年収交渉をお願いした
そして年収UPという観点では転職エージェントに年収交渉をお願いするのが最も簡単で効率的です。
これは転職エージェントのマネタイズモデルを理解していただくとわかるのですが、転職エージェントは無料で使えますよね。じゃあ、どこからエージェントの給料は出ているのでしょうか?
それは「採用した企業」から出ているのです。
要するに、あなたがA社に就職が決定した段階でA社からエージェントに報酬が支払われます。「いい人を紹介してくれてありがとうね」みたいなものです。
そしてこの報酬額ですが、あなたの年収の20~30%が相場です。
そのため、転職エージェントもできるだけあなたには高い年収で就職してもらいたいわけです。高ければ高いほどエージェントの報酬額も高くなるからですね。本当の意味であなたの給料を上げたいと思ってくれるのは転職エージェントだけです。
だから、転職するときには必ず転職エージェントを利用してください。転職のプロが相談にのってくれるだけでなく、自分の味方となって年収交渉までしてくれます。
こちらのWebマーケティング職に強い転職エージェントランキングベスト3もおすすめです。
WEBマーケティング職の年収をアップさせる方法3選
主に3つの方法で年収を上げることができます。
- 転職
- 副業
- フリーランス、独立
それぞれ詳しく解説します。
転職
まず1つ目が、経験を積んだら転職することです。
どこの業界でもそうですが、経験年数1年と5年では、給料が全然違います。そしてそれはWEBマーケターのような専門スキルを活かした職業であればなおさらです。
スキルが身につく職業にとっては経験年数と給料の比例関係は顕著です。
なので、未経験の時は給料が低かったりしますが、1年も経験を積むと給料が大きく上がるということが多い職業です。
副業
次に副業という選択肢もあります。会社員という安定を保ちながら、副業でも収入を確保できるというのは現代のチートスキルだと思います。
そしてなにより、WEBマーケターならできる副業はとても多いのです。
具体的に紹介すると
- WEBライター
- SEOコンサル
- ブログ
などがあげられます。YoutuberなどもWEBマーケティングの基礎知識やスキルがあればほかの人よりも有利に進められるでしょう。
フリーランス・独立
最後にスキルが付いたら独立したりフリーランスとして働くことも可能です。
ぼくの肌感覚ですが、WEBマーケターはフリーランスや独立している人が多いです
まあPC1つで仕事ができますし、会社員と違ってフリーランスは給料に上限がないのである程度スキルを積んだらフリーランスになるという選択肢は当然かもしれません。
WEBマーケティング職なら副業で年収UPも!
こういう人も安心してください。
WEBマーケターにとって、給料UPなんておまけみたいなものです。本当にWEBマーケターがおすすめなのは自分で収入を増やす手段がたくさんあるからです。
おすすめしたい、かつぼくが目標としているのが3つです。
- ブログ
- クライアントワーク
- SNS運用
詳しく解説します。
ブログ
ブログはたぶん皆さん知っていますよね。
記事を書いて、アフィリエイト広告を張って、だれかがそこから商品を買ったりサービスに申し込んでくれれば報酬があなたに支払われるという仕組みです。
WEBマーケターなら、本業でもブログのようなものをやっていると思いますし、ノウハウもあると思います。そのノウハウをブログに注ぎ込むことで初心者が一から勉強するより早く成果につながりやすくなります。
なにより本業のノウハウを副業に。
そして、副業のノウハウを本業にと回していくことで加速度的にあなたのノウハウがたまってくのがポイントです。
せっかくなら本業も伸ばせたほうが絶対に得ですよね。
詳しくはwebマーケティングの転職に資格はいらない話【資格よりもブログが大事】をご覧ください。
クライアントワーク
そういう人にはクライアントワークがおすすめです。
要するに企業のWEBマーケティングを支援する仕事です。
本業でやっていることをほかの企業にもやってあげると思えば、ハードルは低いと思います。ただしクライアントワークが難しいのは経験を求められるからです。
最低でも1年は必要。できれば3年ぐらいあると報酬も高くなってきます。
なので、ぼくのおすすめとしては最初はクライアントワークは難しいのでブログを進めつつ、経験年数が増えてきたらクライアントワークもすることで収益源を複数持つことです
SNS運用
SNS運用なんかもいいですね。最近SNSの重要性が以前よりも高くなってきており、企業も力を入れています。
自分のSNSアカウントでフォロワーを獲得できれば、その実績をもとにSNS運用を担当することも可能です。こちらも週一日からできるので副業でも十分取り組めます。
まとめ:WEBマーケティング職なら年収UPも簡単
最後にまとめです。
- ブログ運営
- WEBマーケティングスクール
- 【最重要】転職エージェント
そして個人で取り組める副業での年収UP方法がこちらです。
- ブログ
- クライアントワーク
- SNS運用
以上です。
【小さな犠牲が必要です】webマーケティング職に独学で転職できた方法【体験談】
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