こんな疑問にお答えします。
数字を見るのに苦手意識がない
自分で試行錯誤することに抵抗はない
最新情報を追うことに抵抗がない
チームワークが苦手で個人タスクが好き
ルーティンワークの仕事がしたい
自分の失敗を人のせいにしてしまう
プライベートを1秒も仕事のために使いたくない
webマーケティングはしんどい、やめとけと言われる理由
webマーケティングはやめておけと言われる理由はいくつかあります。
- 常に成果を出し続けなければならない
- 個人タスクなので仕事量が多くなりがち
- 数値を見る力が必要で誰しもがその力を持っているわけではないこと
一つずつ解説します
常に成果を出し続けなければならない
これはどの仕事もそうかもしれませんが、webマーケティング業界ではその傾向が強いです。
なぜかとて言うとウェブマーケティングというのは最終的には売り上げを伸ばすと言うのが主な仕事です。
売り上げと言うのは企業にとって最重要項目であり、その成果を出せないのであれば企業にとってはwebマーケティングを依頼する理由と言うものがなくなり、契約が切られてしまうからです。
そのため、成果を出すというプレッシャーが極度に苦手という人は慣れるまで大変かもしれません。
すごく警戒させてしまうようなことを言いましたが、成果を出すための行動を怠らなければ問題ありません。上司も仕事を理解しているので、必ずしも成果に結びつくわけではないことを理解しているはずです。
結論としては「成果を出すための行動を求められる」というのが正しいかもしれません。
個人タスクなので仕事量が多くなりがち
webマーケティングの仕事は個人タスクになることがとても多いです。
世の中にはシステムエンジニアのようにチームで大規模なシステムを作ったりする職種があり、そういったところは個人ではどうしようもないのでチームワークで解決します。
ですが、webマーケティングは大規模なタスクが1、2個というより、小規模なタスクが10個とかになることが多いです。
例えば私はSEOコンサルタントなのですが、コンサルタントそれぞれが10から20社ほどクライアントを持ちそれに対して施策を出したりレポーティングをしたりするといった仕事がなります。
そのためある意味属人性の高い仕事なのでチームで欠員が出たときにそこを補充すると言うことが難しく個人に仕事が溜まりやすいという状況から仕事量が多くなりがちな傾向にあります。
数字を見る力が必要でその力を誰しもが持っていない
次に数字を見る力が必要でその力を誰しもが持っていないことが挙げられます。
どういうことかと言うとwebマーケティングにはある施策を実行し、また改善するといったPDCAが必要です。
そして、改善をするためにはレポートの数値を見ながら方向性を決めていく必要があります。
数字が苦手な方であったり今まで数字と触れ合ってこなかったと言うのはそれを考えるのに最初苦労するかもしれません。
数字の扱い自体には時間がたてば慣れていくので問題ないのですが、数字恐怖症のような方がいれば、さけたほうがいいでしょう。
webマーケティングに向いてる人の特徴
では次にウェブマーケティングに向いてる人の特徴を上げていきます
- 数字を見るのに苦手意識がない
- 自分で試行錯誤することに抵抗はない
- 最新情報を追うことに抵抗がない
- チームワークが苦手で個人タスクが好き
一つずつ解説します
数字を見るのに苦手意識がない
まず1つ目ですがwebマーケティングでは数字を見ることがとても多いです。
なぜ数字を読めなくければいけないかと言うと、定期的にお客様へレポートを出すときは数値を用いて論理的に説明する必要がありますし、改善案も数値を用いて具体的に出す必要があるからです
逆を言えば数字を扱うことが苦手でなかったり、数字を少しでも使える人と言うのはwebマーケティングの仕事の仕事に向いている人です。
自分で試行錯誤することに抵抗はない
これもwebマーケターにはとても重要な素質だと思います。
何故かと言うとwebマーケティングには正解と言うものがあるわけではなく1つ改善しそれがうまくいかなければまたもう一つを改善するといった試行錯誤をして最適解を見つけていくというのが仕事になります。
そのため学生のテストのように回答があると思って仕事につくと苦労するかもしれません。
とはいえ、そんなに難しい話ではなく、自分なりに「こうしたらいいんじゃない??」というのが考え付けばOKです。あとは、上司に提案して一緒に考えていけばいいのです。
最新情報を追うことに抵抗がない。
ウェブマーケティングの世界はすごく情報の更新が早い世界です。
なぜなら1年前に常識だったことが今では常識ではないと言う事がよくあるからです。最新情報を常日頃から追っていかなければ間違った情報をお客様に伝えてしまったり、より良い方法があるのにそれをお客様に提案することができないということになってしまいます。
例えば私がやっているSEOコンサルタントではGoogleがアップデートなので情報を更新すればそれを追っていかなければ昔は有効な手段であっても、今ではGoogleでは評価されないことがあり得ますので常に情報を追っていくようにしています。
ただ、一つ言っておくと毎日仕事語に何時間も勉強しなければいけないというわけではありません。
仕事の中で最新情報を調べることもよくありますし、自分で勉強することというのは新しいGoogleからの発表がないかや、通勤時間にそういった情報がないかを調べる程度で問題ないです。
チームワークが苦手で個人タスクが好き。
冒頭でも少しお話ししましたがwebマーケティング業界は個人タスクの方が多い傾向にあります。
世の中の企業の多くはチームワークを重んじていたりチームで課題を解決するといったところが多いと思いますがwebマーケティング業界ではそういった事は少なくなっています。
なのでもしもチームワークが苦手で1人で仕事がしたいと思うような人でしたらwebマーケティング業界は適性があると思います。
私も過去にシステムエンジニアとしてチームワークを求められる仕事をしていましたが、人と協力することが苦手だった私はあまり仕事に馴染めませんでした。ですがwebマーケティング職に転職した今では個人タスクでのびのびと仕事をすることができています。
結論としてはチームワークではなく個人タスクで仕事がしたいと言う人はぜひwebマーケティング業界に行ってみることをお勧めします
webマーケティングに向いてない人の特徴
- ルーティンワークの仕事がしたい
- 自分の失敗を人のせいにしてしまう
- プライベートを1秒も仕事のために使いたくない
一つずつ解説します
ルーティンワークの仕事がしたい
webマーケティングはルーティンワークからはかなり遠い分野です。
一部レポーティングなどは、慣れてしまえばルーティンワークのように作業することが可能です。ただし、お客様に報告する際は具体的な数値を用いて改善策などを報告する必要があるので、脳死で仕事はできません。
具体的には「なぜ数値が伸びたのか、または下がったのか。今後どのように進めていけばいいのか」を説明する必要があるのでルーティンワークがいい人は少し考え方を変える必要があります。
これは考え方の替え方ですが、ルーティンワークがいい人というのは効率性を重視できる人なので、性格としてはwebマーケティングに向いているといえます。
あとは、試行錯誤する楽しさややりがいを感じることができれば、おそらく優秀なwebマーケターになれます。
自分の失敗を人のせいにしてしまう
自分の失敗を人のせいにしてしまう人というのもうまくいかないかもしれません。
なぜなら、成長スピードが極端に遅くなってしまうからです。
例を出すと、レポートのミスをお客様に指摘されたときに「最後に確認したのは上司だから上司の確認不足だ」と思ってしまうなどが挙げられます。たしかに上司の落ち度もありますが、そのレポートをお客様に見せられる状態まで仕上げられたなかった自分にも落ち度があるはずです。
少しの反省から成長できるのが重要な素質だったりします。
プライベートを1秒も仕事のために使いたくない
プライベートと仕事を完全に分けるのも難しいかもしれないです。
理由としては、webマーケティング業界でやっていくには常日頃から勉強が必要だからです。毎日2時間勉強しなければいけないわけではなく、意識の問題です。
勉強しないのと、勉強したくないのには大きな違いがあります。
例えば、仕事でわからないことがあったときに、プライベートの時間で調べる人と、仕事のことは定時内にしかやらない人ではもちろん成長スピードが違いますよね。
最低でもある程度の知識がつくまでは、プライベートで不明点だけでも解消するような意識が必要かもしれません。
WEBマーケティングの向き不向きに関するよくある誤解【地頭とか不要】
よくある誤解がこちら
- 地頭がよくないとやっていけないんじゃないか?
- 文系出身だと不利なんじゃないか
結論から言いましょう。どちらも不要です。
理由を詳しく解説します。
地頭がよくないとやっていけないんじゃないか?
もちろん地頭がいいほうが有利でしょう。しかし、通常の仕事において地頭の違いによって差ができることはありません。
そもそも一般的な人の地頭にそれほどの差はありません。一見地頭がいいように見えて、これまでの努力量が違うというのが真実でしょう。
なので、誰かより劣っている場合は「地頭が悪いからだ・・」と思うより「努力量が足りないだな」と思うのが正解であり、生産性のある考え方といえるでしょう。
はい、あります。しかし、webマーケティング業界の上位5%ぐらいのレベルになってからでないと、地頭力による違いは生まれないでしょう。それ以下であれば努力次第だと思います。
文献出身だと不利なんじゃないか?
就職関連に限っての話ですが、半分正解かもしれないというのが僕の意見です。
なぜかというと、理系のほうが数字を扱う経験が多く、抵抗も少ないからです。
しかし、理系で有利になることはあっても、迷いに迷ったらここで判断するというぐらいだと思います。
わかりづらいと思うので例を出します。
Aさん
・文系出身
・WEBマーケティングの知識0
・早稲田大学出身
Bさん
・理系出身
・WEBマーケティングの知識0
・早稲田大学出身
この場合、おそらくBさんのほうが有利です。なぜなら理系と文系以外の違うがないからです。しかし、Aさんがぶろぐをやっていたらどうでしょう?これはほぼ間違いなくAさんが通過します。それぐらい文系理系の違いというのは選考への重要度は下がります。
ちなみに、ぼくもブログをやっていたことで未経験からWEBマーケティング職に転職できました。詳しくはwebマーケティングの転職に資格はいらない話【資格よりもブログが大事】で解説しています。
結論:やってみないと向き不向きは分からない
ここまでで、WEBマーケティング職への向いてる人、向いていない人を紹介してきました。しかし、ぼくの結論としては、「実際にやってみないとわからない」です。
すみません。でもWEBマーケティング会社で働いてみて感じることです。フリーターからWEBマーケティング業界にきて活躍する人もいるぐらいやってみないとわからないのがWEBマーケティング業界です。
ここまで色々調べているあなたはきっと頭もよく努力もできる人でしょう。悩んでいるならやってみてはいかがでしょうか?
それでもwebマーケティングに向いてないのか不安な人の対策法2つ
どうしても不安になってしまう気持ちもわかります。なので、ここで対処法をいくつか紹介します。
ブログをはじめてみる
ブログをはじめてみてください。日記を書くのではなく、どうやったら沢山の人に見てもらえるかな?という気持ちがやるのが大切です。
たいていの人は1か月も続きません。もしあなたが1か月以上続いたらwebマーケティング職への適性はめちゃくちゃあります。
逆に、たくさんの人に見てもらえるようにどうしたらいいか?を考えるのが苦痛だったり、そもそも興味が湧かないという場合は適性がないと判断しましょう。
WEBマーケティング職になったらこの繰り返しです。ここが苦痛だと無理やり転職してもつらい思いをするでしょう。
転職エージェントに相談する
もう一つの手段が「転職エージェントに相談する」です。
ぼくとしては一番おすすめしたい方法です。
なぜなら、ぼくも転職を始めたときに転職エージェントに相談した経験があり、本当に良かったと思っているからです。
率直に担当の人に「こういう経歴ですがWEBマーケティングに適性ありそうでしょうか?」と聞いてみてください。
プロの目線ではっきりと答えてくれますよ。
鋭い意見ですね。しかし、きちんと転職エージェントを選べばそんなことはありません。ぼくのおすすめは「リクルートエージェント」です。
ぼくが新卒1年目で転職を相談した時は「まだ経験がほとんどなく、転職しても今より苦労すると思うので、経験を積んでからがよいでしょう」と言われました(笑)
逆にぼくはこの発言で信頼できたので、新卒3年目の時も「リクルートエージェント」を利用して転職しました。
実際に利用して良かった転職エージェントはWebマーケティング職に強い転職エージェントランキングベスト3でまとめています。
未経験からWEBマーケティング職に転職する方法
こんなあなたは【小さな犠牲が必要です】webマーケティング職に独学で転職できた方法【体験談】を読んでください。
まとめ:webマーケティングに向き不向きは気にしなくてOK
色々今回お話してきましたが、webマーケティング業界に向き不向きはあまりないというのが正直なところです。
なぜかというと、慣れというのがとても大きく、慣れるかどうかはやってみないとわからないからです。
そして今この記事を読むぐらいwebマーケティングに興味があるあなたは向いている可能性が非常に高い。
webマーケティング業界はやりがいもあり、個人のスキルを身に着けるうえでもかなりおすすめしたい業界なので一度チャレンジしてみてください。万が一失敗したとしても学べることは多いはずです。
気になった方はWeb業界へ転職したい!Web業界に強い転職エージェントランキングベスト3でwebマーケティング業界への転職でおすすめしたいエージェントを紹介していますので、まずは相談だけでもしてみてください。