これは過去の僕ですが、同じような方に向けて記事を書きます。
ぼくは新卒3年目で未経験からwebマーケティング職へ転職しました。その際に複数の転職エージェントを利用したので、信頼性はあるかと思います。
転職エージェントを利用して変わったこと
ここからはぼくが実際に転職エージェントを利用してよかったと思う点を紹介します。
市場価値という視点でキャリアを考えられるようになる
新卒で会社に入ったときって、その会社内での立ち位置や役割ばかり気にしていました。
そんな風に思っていました。
でもいざ転職エージェントを利用すると、求められているスキルって意外とどの会社も同じなんですよね。
例えばSEOコンサルタントだったら以下のような経験を求められます。
- webライティングの経験
- 自分でサイトを運営し、PCやCVをUPさせた経験
- チームで活動し、それをまとめ上げた経験
- グーグルアナリティクスの使用経験
みたいな感じです。
なので、自分の会社内で「○○さんに気に入られる」みたいなのって市場的には無意味だったりします。
転職エージェントを利用すると、自分の経験が意外と市場価値高かったんだ!とか、全然使えないじゃんみたいな客観的な指標が出来上がるので、一度聞いてみるといいと思います。
ぼくが実際に利用したエージェントの体験談を【転職エージェント体験レビュー】リクルートエージェントってどうなの?【実体験】に書いておきました。
転職先でどういう経験を積むべきか明確になる
市場的に求められているスキルはそんなに多くないという話をしました。
同じSEOコンサルタントの求人を見ると、求められているスキルって10種類ぐらいに収まります。なので、この経験を積んでいけばいいんだっていう方向性が定まります。
また、もっとキャリアアップしたいっていう人も、一度サイトを見ておくと、さらに給料を上げるにはマネジメントの経験を求められるんだなとかわかるので、定期的に見ておくことをおすすめしたい。
他業界についても詳しくなる
職種とか業種にこだわりはないけど、年収はUPさせたいっていう人がこれに当たります。
年収だけで求人を見ていると、いろいろな業界に詳しくなっていきます。
例えば、やっぱり金融系は給料高いんだなとか、製造業は福利厚生が整っているんだなとか徐々に理解できます。
なので、自分の視野を広げるという意味でも活用しておくといいかもです。
転職エージェント利用時の注意点
次に転職エージェントを利用するときにここは注意してくださいという点を紹介します。
経験や実績の少なさに落ち込まないこと
未経験からの転職希望だったりすると、求められているスキルとギャップがあることがあります。
これは過去の僕です。
すごい落ち込むのは分かるんですけど、いろいろ対処法があるのであまり落ち込まずに「そこに転職するためにどうすればいいか」っていうのを考えてください。
詳しくはほかの記事に譲りますが、ここではどういう対処法があるのかを書きます。
- 経験を抽象化して、アピールする
- 一度でそこに転職せずに、中間地点の転職をする
- スキルや知識を身につけてチャレンジする
目的をすり替えないこと
転職エージェントを利用するときに注意していほしい点の2つ目は「目的をすり替えないこと」です。
例えば、元々ブラック企業でプライベートの時間がないから転職をしていたとします。
そういう時にこういう選択を取ってしまう人がいるので要注意です。
また残業は多そうだし、プライベートの時間はとれなそうだけど、年収がUPするからいいか
これは元々の目的を忘れてしまっています。本当にあるべき姿はこんな感じのはずです。
前の仕事より給料は減ったけど自分のプライベートの時間が増やせた!
なぜ自分が転職したいと思ったのかをもう一度振り返るといいと思います。
まとめ:転職エージェントを使うと市場価値を意識できる
転職エージェントは、転職のためだけでなく自分のキャリアを見直したり、キャリアアップのためのヒントをくれます。
というか、そこに書いてあるのが答えと思っても差し支えないです。
- 転職エージェントを使うと市場価値を理解できる
- どういう経験を積むべきかなどキャリアアップにも有効
- 他業界についても詳しくなる
- 経験や実績の少なさで落ち込む必要はない
- 目的をすり替えない
こちらの記事で、転職サイトではなく、転職エージェントを利用するべき理由などについても紹介しています。